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〜新中期経営計画『考動と開革 24‐26』の策定について〜

平成24年5月14日
 株式会社鳥取銀行(頭取 宮崎 正彦)では、平成24年4月から平成27年3月までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。
 当行では、これまで、平成21年度からの3年間を計画期間とした『中期経営計画21-23』を展開し、主要営業エリアの深堀りによって業容を着実に拡大させるなど、本業による収益力強化のための土台づくりを行なってまいりました。
 しかしながら、この3年間を振り返りますと、リーマンショックの混乱が収束しつつあったものの、東日本大震災やタイの大洪水の発生に加え、欧州債務問題の深刻化による歴史的な円高進行や海外経済の減速などによって、地域経済を取り巻く環境も一層厳しさを増しました。今後を展望すると、大手企業の生産拠点の撤退・縮小や少子高齢化の加速など、社会構造の変化への対応を迫られる一方で、交通インフラや環日本海諸国との交易基盤の整備が進展するなど、新たなビジネスチャンスも生まれています。
 こうしたなか、新中期経営計画『考動と開革24-26』では、「お客さま志向に徹した金融サービスの提供」「きめ細かいコンサルティング機能の発揮」「ふるさと価値の創造」という3つの基本方針のもと、急速なグローバル化や高齢化など地域社会が大きな変革期を迎えるなか、お客さまの課題解決や夢の実現に向けた最適なソリューションを提供し、「地域と共に新たな時代を切り拓く銀行」を目指してまいります。

1.名称 考動と開革 24‐26

考 動(こうどう)
お客さまの多様なニーズに的確に対応するとともに、お客さまの期待を超えるご満足や感動を創造するため、行員が自ら考え行動する。

開 革(かいかく)
変革期を新たな成長のチャンスととらえて挑戦するたくましい開拓者精神を持ち、地域・お客さま、銀行が共に成長していくために組織・業務・行動の改革を推し進める
2.計画期間 平成24年4月〜平成27年3月(3年間)
3.目指す姿 「地域と共に新たな時代を切り拓く銀行」
 急速なグローバル化や高齢化など地域社会が大きな変革期を迎えるなか、お客さまの課題解決や夢の実現に向けた最適なソリューションを提供し、地域と共に新たな時代を切り拓く銀行を目指します。
4.基本方針
  • お客さま志向に徹した金融サービスの提供
    地域金融の中核的担い手として、金融仲介機能を一層強化していくとともに、最新のシステムを活用した先進的で利便性の高い金融商品とサービスの充実に努めてまいります。
  • きめ細かいコンサルティング機能の発揮
    お客さまを熟知する最も身近なパートナーとして、専門人材の育成や外部機関とのアライアンス(連携)を強化しながら、伝統的銀行業務の枠を超えた真に役立つ情報提供や提案活動を展開してまいります。
  • ふるさと価値の創造
    私たちのふるさとが世界に誇れる新時代を迎えるため、地域のステークホルダーと協働し、特色と競争力のある産業育成と持続可能な社会の形成に向けた活動を継続してまいります。
5.行動方針 「信頼と笑顔」「地域に感謝」「Move Your Heart」
6.基本戦略

ゆるぎない営業基盤の構築

(1)ゆるぎない営業基盤の構築
  • 新システム稼動による業務の効率化や本部人員のスリム化、店舗再整備等によって、営業人員を大幅に増加させ、現場営業力を強化してまいります。
  • 営業体制の整備や情報営業の拡充、ソリューション営業の推進等によって、地域密着型金融を実践し、中小企業向け貸出をはじめとする法人取引や地公体取引を強化してまいります。
  • 新システム稼動後の積極的な商品開発や休日受付・審査の実施等によって、個人ローンの推進体制を再強化してまいります。
  • 個人リテール担当者を増員するとともに、お取引先の代表者など販売対象を拡大することで資産運用ビジネスを強化していきます。また、年金や給与振込の獲得推進を強化し、顧客取引基盤の拡大を図ってまいります。
(2)経営効率の向上
  • 新システムの有効活用や抜本的なコスト見直しによって経営の効率化を進めていくとともに、本体行員のスリム化やパートナー(パートタイマー)の割合を高めることで生産性向上を目指してまいります。
(3)とりぎんブランドの確立
  • 便利でユニークな店舗展開や質の高い金融サービス・商品の提供、効果的な広告宣伝、ホスピタリティの向上やバリアフリーの推進、地域社会への貢献や環境保全に積極的に取組むことによって、お客さまに信頼され、愛され続ける「とりぎんブランド」を確立してまいります。
(4)人財力の強化
  • 行員、パートナーに対する各種研修の拡充、組織活性化につながる人事諸制度改定によって、女性やパートナーの活躍機会の拡大、コンサルティング能力の向上・発揮、モチベーションの向上を目指してまいります。
(5)『規律ある組織』の形成
  • 強固なコンプライアンス態勢の構築や高度なリスク管理態勢の整備、PDCA管理の徹底等決めたことをやり抜く実行力の向上に取組むことで『規律ある組織』の形成を目指してまいります。
7.計数目標(平成26年度)

コア業務純益(注1) 本体行員数 不良債権比率 総預かり資産(注2)
30億円以上 675人程度 2%台 1兆円以上

(注1) コア業務純益=業務純益+一般貸倒引当金繰入額−国債等債券関係損益
(注2) 総預かり資産=預金残高+公共債・投資信託残高+年金保険等の販売累計額
以上
本件に関するお問合せは
経営統括部
担当者
伊藤・佐々木
TEL
0857-37-0260
株式会社 鳥取銀行 〒680-8686鳥取市永楽温泉町171番地
TEL(0857)37-0260(広報)
http://www.tottoribank.co.jp/
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