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「日南町有林オフセット・クレジット(J-VER)」の売買仲介について
〜日南町J-VERの売買仲介“第一号”!〜

平成25年10月18日

 株式会社 鳥取銀行(頭取 宮崎 正彦)は、日南町(町長 増原 聡)と株式会社 赤松産業(代表取締役社長 赤松 敬四郎)との間の「日南町有林オフセット・クレジット(以下「日南町有林J-VER」とします)」の売買を仲介し、平成25年10月28日(月)に契約調印式が行われることとなりましたのでお知らせいたします。
 当行は、平成25年6月に「日南町有林J-VER地域コーディネーター」として認定されてから、お取引先企業の皆さまに「日南町有林J-VER」をご紹介するなど、その活動を展開してまいりました。そして、このたび、当行の仲介第一号として株式会社 赤松産業が「日南町有林J-VER」を購入されることになりました。
 当行は今後もお取引先の皆さまへのJ-VERご提案や環境配慮型商品の取扱いを通じて、地球温暖化防止や地域の環境保全に取組んでまいります。

「日南町有林オフセット・クレジット(J-VER)」売買契約調印式について

 

1.日 時:平成25年10月28日(月)午前10時00分〜
2.場 所:日南町 庁舎内(日野郡日南町霞800番地)

日南町有林オフセット・クレジット(J-VER)について

 

 日南町では、「オフセット・クレジット(J-VER)」を活用したプロジェクトに取組まれており、環境省から平成25年3月12日に認証を受けられました。プロジェクトでは、平成20年度から24年度にかけて、302.48ヘクタールの町有林の間伐に取組み、その取組みによるCO2吸収量は6,604トンと中四国地方最大級(平成25年3月29日現在)となります。
 販売される「オフセット・クレジット(J-VER)」のCO2吸収量は6,406トン(バッファー分198トン)で、販売による収益は日南町の森林保全のほか、環境や生態系に配慮した林業振興にも活用されます。

 

注1)「オフセット・クレジット(J-VER)」とは
 日本国内で「カーボン・オフセット」の市場を流通させるために設けられた、環境省が認証する排出権(クレジット)及びその制度のことです。
注2)「カーボン・オフセット」とは
 企業の生産や営業活動等を通じて排出されるCO2を、他の場所で実施された排出削減や吸収によって、企業が排出するCO2の全部又は一部を相殺(オフセット)し、“減らした”とみなす考え方や活動のことです。
 CO2の相殺(オフセット)は、自ら実施する植林や森林保全活動のほか、購入額が森林整備等に役立てられる「オフセット・クレジット(J-VER)」の購入により実施することができます。

株式会社 赤松産業の概要

 

・本 社 :鳥取県日野郡日野町貝原13番地1
・代表者 :代表取締役社長  赤松 敬四郎
・業 種 :土木工事、造園業、産業廃棄物収集・運搬・処理業、林業ほか

 

 株式会社 赤松産業は、土木工事のほか、リサイクル(Recycle)とエコロジー(Ecology)を組み合わせた事業「RECO WORKS」を展開されており、環境保全や資源のリサイクルに取り組んでおられます。また、天然アロマオイル「香暮楽(かくら)」の製造・販売をされており、このたび、同商品の年間販売見込額の1%相当となる「日南町有林J-VER」を購入されます。
 株式会社 赤松産業は、「日南町有林J-VER」の購入により、同商品を製造する際に排出される二酸化炭素の相当量を相殺します。また、カーボン・オフセット付き商品である旨をパッケージ等に記載し、商品の購入者に対して、CO2排出量削減と日南町の森林保全に役立てられることをPRされます。

以上
本件に関するお問合せは
 
ふるさと振興部・経営統括部
担当者
玉木・佐々木
TEL
0857-37-0220・0260
株式会社 鳥取銀行 〒680-8686鳥取市永楽温泉町171番地
TEL(0857)37-0260(広報)
http://www.tottoribank.co.jp/
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