私は大阪府出身ですが、鳥取大学に進学、4年間を鳥取で過ごすうちに「鳥取」という土地に可能性を感じ始めました。地元に密着した金融機関で鳥取に貢献できないか、と考えたのがとりぎん入行の理由です。

支店から審査部に異動したときは正直驚きました。与信企画室は、法人の格付けや融資案件の審査、人材育成等の業務を行う部署ですが、「金融知識の乏しい私でいいのかな」と不安で。でも今は「本部の立場で営業店全体を見渡し、考える」という貴重な経験ができていることを喜んでいます。 法人の格付けや案件の審査は、社会情勢などにもよるので「1＋1＝2」とスッパリ判断がつかないところが難しい。配属から2年以上たった今でも悩みます。

銀行業務では不特定多数の職種にかかわるので、製造業・小売業・建設業・観光業等いろんな業界の知識を養っておくことが必要だと考え、外部講師を招いた「業種別研修会」を行員向けに企画しました。専門用語や仕事の流れなどを学び、商談に役立ててもらえたらうれしいですね。

休みの日は月1回程度フットサルをやったり、子どもと一緒に公園に遊びに出かけたりして過ごしています。鳥取に来た当初は、田舎ぶりに「大変な所に来たのでは？」と思いましたが、海も山もあるし、食べ物はうまいし、大好きな温泉もある。今ではすっかり鳥取生活が気に入っています。